福祉用具貸与(レンタル)のメリット・デメリット

こんにちは

今回は福祉用具をレンタルにするにあたってのメリット・デメリットについてお話していきますね。

まずメリットですが

①費用負担を軽減できる
②身体状況の変化に合わせて変更や返すことができる
③定期的な点検モニタリングがある

最大のメリットはレンタルすることで費用負担を軽減ができることです。
たとえば介護用ベッドが必要になった際、購入しようとするとものによりますが10万円から30万円はかかってしまいます。
しかし福祉用具のレンタルを利用すると、介護保険を利用しない実費であっても月々1万円前後。
介護保険を利用すれば支払いは1~3割の自己負担額のみとなるため、1割負担であれば月々1,000円程度でレンタルが可能です。

またお身体の状態が変わり使用していた福祉用具が合わなくなってしまってもレンタルであれば
専門の相談員が再度お身体に合う福祉用具をご提案し変更します。
長期使用する場合でも定期的な点検もあり安心して使うことができるのもレンタルの特徴になります。

デメリットですが

①新品がくるとはかぎらない
②介護認定を受けていないと利用ができない
③使用できる品目が限られることがある

使用後は専用の消毒工程を踏み丁寧に掃除をして消毒されていますが
福祉用具貸与はレンタル商品となるため基本的に新品ではありません。
また福祉用具貸与は介護保険サービスであるため、基本的には要介護認定を受けていないと使用することができません。
介護保険を利用しない場合は自費となり10割負担となってしまいます。

前回もでてきましたが福祉用具貸与で利用できるのは13品目となりますが
特殊寝台(ベッド)や車いすなどをレンタルできるのは要介護2以上という条件があるため
要支援1、2、要介護1の認定では原則利用することができません。

メリット・デメリットを書きましたが
福祉用具は介護保険を利用すれば少ない費用で
その時のお身体にあったものを利用できる制度です。

次回は福祉用具を利用する方法についてです